エルドラドが中南米1位に躍り出た!

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どうも、中南米大好き夫婦のブログです。

今回は、コロンビアのエル・ドラド国際空港が

中南米で利用客数第1位の空港になったという話題を取り上げます。

少し古い話題ですがどうぞ最後までお付き合いください。

エル・ドラド / El doradoは、スペイン語で黄金郷を意味します。

Aviación al Día
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目次

南米の玄関口になれるか

2024~25年かけての統計において、

エル・ドラド国際空港が利用客数中南米第1位の空港となりました。

ここ数十年は、中南米の空をブラジル・サンパウロとメキシコシティがけん引してきましたが

ついにその牙城が揺らぐ事になりました。

コロンビアの玄関口

エル・ドラド国際空港はコロンビアの首都ボゴタに位置している国際空港です。

また世界最古の航空会社の1つである*アビアンカ航空が拠点を置く、ハブ空港でもあります。

(KLMオランダが世界最古、KLMオランダに遅れること2ヶ月後アビアンカ航空設立)

*アビアンカ航空

コロンビアのフラグシップ航空であり、スターアライアンス加盟航空会社です。

※日本だとANAがスターアライアンスに加盟。

フルキャリア航空ですが、ほぼすべてのサービスがオプションとなっているため注意が必要です。

機内サービスは有料です。

国際線エコノミークラス(Classicで予約)だと預け荷物は1個まで無料、それ以上は追加料金となります。

ANAやJALの様に2個まで無料ではないので気を付けましょう。

スターアライアンスゴールドは+1個まで無料です。(Classicの預け1個+1個)

国際線エコノミークラス(Classic) 背もたれは固定です。
Flexで予約すると背もたれが稼働式になります。

コロンビアと北中南米諸国(カリブ海を含む)、ヨーロッパ諸国を結び、各国からの乗り換え需要もあります。

ちなみに私達も乗り継ぎで利用したことがあります。

就航都市数は、サンパウロ・グアルーリョス国際空港やメキシコシティ国際空港より少なく、

特に中東やアジア路線が無いところが上記2空港との大きな差でしょう。

利用客数

2024~25年の統計が取られた期間においての利用客数は以下の通りです。

エル・ドラドメキシコシティサンパウロ・グアルーリョス
利用者数約4,580万約4,535万約4,356万

数字だけを見ると圧倒的な大差ではありませんね。

ただし、数字以上に2大空港を抜いたという事実は重要。

https://www.bbc.com/mundo/articles/ce83n2z63d4o

1位になれた要因

主に上げられる要因は、空港設備の改善により利用客の動線がシンプルになったこと。

これにより乗り継ぎ利用も盛んになったと考えられます。

空港施設の利便性

空港にある2本の滑走路規模は他の中南米主要都市の空港と変わりありませんが、

2本の滑走路がターミナルエリアを挟み込むように配置されており、ターミナルエリアが1カ所にまとまっていることも要因の一つと考えていいでしょう。

出発ゲートは横一列に並んでおり、

端番はアクセスに少し難アリかもしれませんが大きな問題ではないでしょう。

開放的なラウンジや免税店エリアなども、他の中南米の空港と比べるとスッキリとした印象です。

拠点を置くアビアンカ航空のラウンジは『必要十分』といったところです。

そこまで広くないラウンジ。
大部分に天井(見えているのは空港の天井)や壁がなく開放的。

その他、ラウンジも充実しています。

LATAM航空ラウンジや空港運営のエル・ドラドラウンジも存在します。

航空機の発着時間

エルドラド空港は、国内・国際線を合わせて24時間発着を行っており

乗り継ぎ先の多さと空港の構造も相まって利便性は高いです。

以下の発着スケジュールにもある通り、

日付変わってすぐの【00:06 パナマシティ】からの到着便を皮切りに、

【23:55 ボストン行 シャルル・ド・ゴール行】の出発まで次々と飛行機が発着します。

国内線は【02:10 メデジン行】が初便として設定されており、国際線の終着便からも乗り継ぎが出来そうですね。

【22:40 メデジン行】が最終出発便であり、以降は到着便のみとなります。

発着スケジュール(曜日や時期によって異なる可能性あり 2025/08時点)

国際線

【00:06着 パナマシティ CM430便】と【00:14発 ヒューストン UA206便】

が発着の初便となります。

【23:50着 メキシコシティ AM708便】【23:55発 ボストン AV222便】と【23:55発 シャルル・ド・ゴール AF435便】が、発着の最終便となります。

国内線

【01:57着 カルタヘナ P57635便】と【02:10発 コルドバ(メデジン) P57276便】が、発着の初便となります。

【22:40発 コルドバ(メデジン) AV9342便】と【23:49着 サンタマルタ LA4161便】が、発着の最終便となります。

まとめ

コロンビアのエル・ドラド国際空港が、中南米空港のなかで利用客数第1位になったという話題でした。

数十年メキシコとブラジルに独占されていた地位をコロンビアが奪取した形になります。

課題は継続できるか?という所でしょう。

中南米にお越しの際は、ぜひエル・ドラド国際空港を利用してみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

・ラテンアメリカに魅了された夫婦
・中南米各国に長期滞在/旅行

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